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プロキラルなC=C二重結合の不斉合成反応において、ロジウムのエナンチオ選択的有機金属錯体が広く利用されています。しかしながら、反応後に反応生成物からロジウムやホスフィンなどの配位子を取り除く処理をしなければなりません。
ジョンソン・マッセイではロジウム錯体触媒を担体に固定することで、反応後濾過により簡単に回収でき、また反応溶媒への金属溶脱を極力抑えた新しい触媒『CATAXA /Rh』を開発しました。
CATAXATM は触媒活性を持ったロジウム錯体をヘテロ多重酸を介して担体に固定することで、高いエナンチオ選択性とマイルドな反応条件に加えて濾過による分離のしやすさを兼ね備えた触媒です。さまざまな溶媒で使用でき、また条件が良ければ繰り返し使えます。 |
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